お茶の旅
2026.02.20

なぜ買ったお茶は、現場で飲んだものと違うのか?

なぜ買ったお茶は、現場で飲んだものと違うのか?

皆さん、こんにちは。茶好きのAndyです。
現場で飲んだお茶が、買って帰ったものと違うという経験はありませんか?
商人が不誠実な場合を除いて、今回は違いが生じる本当の理由をご紹介します。


茶湯の風味に影響する十大要素


1. お茶を淹れる水質が違う

水質は茶湯の風味に影響する重要な要素です。

地域によって水質の硬度やミネラル含有量が異なり、

同じ茶葉でも、違う水で淹れると、風味に明らかな違いが生じます。

例えば、台湾南部は硬水で、水道水を直接使うと茶葉が苦渋くなりやすいです。

お茶を買う現場では処理された軟水、ミネラルウォーター、湧き水を使用している可能性がありますが、

自宅では未濾過の水道水や逆浸透純水を使用している可能性があります。

これが味の違いを生む第一の理由です。


どの市販のミネラルウォーターが茶葉に適している?
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2. お茶を淹れる器具の材質が違う

茶壺や茶碗の材質は、茶湯の味わいに直接影響します。

磁器は毛細孔が小さく放熱性が良いため、茶葉の繊細な清香を表現できます。

陶器は通気性が良いため、茶葉本来の回甘と濃厚さを表現できます。

紫砂壺、磁器壺、ガラス壺、それぞれに特性があり、

同じお茶でも異なる材質の器具で淹れると、風味が変わります。


器具を選んで、美味しくお茶を淹れる
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3. お茶を淹れる器具の形が違う

器具の形状も茶湯の表現に影響します。

背が高い茶壺、丸い茶壺、蓋碗、マグカップ、大きな水筒など、

容積と形状の違いにより、茶葉の水中での展開度合い、

水温の保持、茶湯の濃度放出速度に影響し、最終的に異なる風味を呈します。


お茶を淹れる器具:美味しいお茶を楽しむための鍵
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4. お茶を淹れる時の茶葉の量が違う

茶葉の使用量は茶湯の濃淡をコントロールする直接的な要素です。

現場で試飲する際、店は標準的な比率で淹れている可能性がありますが、

自宅では感覚で茶葉を取っているかもしれません。

使用量のわずかな違いが茶湯濃度の明らかな違いを生みます。


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5. お茶を淹れる時の水温が違う

水温は茶湯への影響が非常に顕著です。

茶の種類によって最適な風味を抽出するための水温が異なり、

同じお茶でも、水温が10度違うだけで、

茶湯が甘醇から苦渋に変わったり、香り豊かから平板な味に変わったりします。

お茶を淹れるとき、水の温度は非常に重要です。


水温が85度か65度かをどうやって知ることができるでしょうか?|お茶を淹れるための水温測定方法
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6. お茶を淹れる時、温潤泡を行ったかどうか

これはお茶を淹れる小技です。茶葉に温潤泡を行うと、

温潤泡をしない場合に比べて茶湯が濃厚で味わい深くなります。

多くの人は温潤泡は茶を洗うことだと考えていますが、実際には茶葉に水分を含ませることです。

茶葉に熱湯を素早く吸収させた後、熱湯を除去し、それから第一煎を行うことで、

茶葉の味わいが完全に表現されます。


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7. お茶を淹れる時に取った茶葉の老嫩度が違う

烏龍茶は老嫩度が異なるため、茶葉の体積サイズも異なります。

同じパッケージの茶葉の中で、若い葉は通常体積が小さく締まっており、

古い葉は大きく緩んでいます。

お茶を取る度に、老嫩度の比率が異なれば、

淹れたお茶の風味も自然と違ってきます。


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8. 購入時に淹れたお茶と購入した茶葉のロットが違う

同じお茶でも、同じ茶農家、同じ産地、同じ製茶師でも、

異なるロット間にはわずかな違いが存在する可能性があります。

茶葉は農産物であり、気候、摘採時期、製作工芸など複数の要因の影響を受け、

各ロットの風味が少しずつ異なる可能性があります。

現場で試飲したのはAロットですが、実際に購入したのはBロットかもしれません。




9. 現場の茶葉は既に開封されてから時間が経っているため違う

茶葉は密封包装を開けた後、空気中の水分を吸収します。この過程を「回潤」と呼びます。

回潤後の茶葉は、開封直後よりも香りと味わいが豊かで丸みを帯びます。

現場で試飲した茶葉は開封から時間が経っている可能性がありますが、

買って帰ったのは新しい密封包装で、両者の風味には自然と違いがあります。




10. 環境による気分の違い

お茶を味わう環境の雰囲気も、茶湯に対する感じ方に影響します。

お茶を購入する場所ののんびりした雰囲気の中で、専門スタッフがお茶を淹れ、解説し、空間演出、温度、湿度、空間の香りがあります。

自宅に戻ると、急いでお茶を淹れるかもしれず、気分も環境も異なるため、茶湯の風味に対する感じ方も自然と違ってきます。




まとめ

次回、買って帰ったお茶が現場で試飲したものと少し違うと感じたら、

これら十の要素を一つずつ検証してみてください。

水質、器具、茶葉の量、水温などの変数を調整し、

このお茶に最も適した淹れ方をゆっくりと見つければ、必ず自宅で試飲時の風味を再現できます。


今日の共有はここまでです。

皆さんのお役に立てれば幸いです。

また次回お会いしましょう。


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