産地や風土、旅の途中に出会った太陽の光や景色が、温かい灯火のもと沸騰する水とともに、一つまた一つと再現されていきます
完璧を追求した台湾烏龍茶は、独特な香りとフレッシュな口当たり、爽やかで甘みのある味わいを呈します。
台湾中部梨山地区の、標高2400メートル以上の高地で生産されています。年間を通して高山の雪解け水が畑に引かれ、また日照時間が短いため、すっきりとした上品な風味で、お茶の色は黄金色をかすかに帯びた薄緑色です。花の香りが強く、口当たりがとても滑らかでクセがなく、高山茶の最も代表的なものになります。
台湾中部仁愛鄉地区の、標高2300メートル以上の高地で生産されています。高い標高にあり枝の柔らかい烏龍茶で、茶葉はツヤのある青緑色です。濃厚な味わいで、滑らかでクセのない口当たりの中にも味わいのある奥深い香りを持ち合わせております。最高級品のお茶です。
台湾中部南投県杉林渓地区の、標高1200メートル~1800メートルの高地で生産されています。甘い口当たりが杉林渓茶の大きな特徴です。
台湾南部の阿里山地区の、標高1500メートル以上の高地で生産されています。お茶の栽培に適した気候、肥沃な土壌と豊富な水によって育まれた阿里山茶は、高貴で優雅な香りと濃厚な甘みがあります。お湯を注ぎ足しても美味しくいただけるのが阿里山茶の特徴です。
台湾中部南投県の凍頂地区で生産されることからこの名がつけられました。部分発酵した烏龍茶です。半球型でくるりと巻かれた形状の茶葉はあっさりとした上品な香りで、お茶の色は黄金色になります。濃厚な口当たりで、味の変化を楽しむことができます。
東方美人茶、または白豪烏龍茶と称され、チャノミドリヒメヨコバイに吸汁された茶葉の芯芽を摘んで製茶されたものです。独特な花の蜜の香りがして、茶葉の形が細く、お茶の色は赤みを帯びた美しい橙色です。口に含むと甘く、はちみつのような味わいが特徴です。