皆さん、こんにちは。お茶好きの Andy です。
お茶を淹れると、
光の反射で茶湯の表面にふわふわとした「毛」のようなものが
浮いているのに気づいたことはありませんか?
最初は「ほこり?異物?」と心配になりますよね。
そのお茶は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
今日はこのよくある疑問についてお話しします。
なぜ茶湯に毛のようなものが浮くのか?異物なの?
原因は主に2つ考えられます。
1. 茶葉の白毫(はくごう)
高級茶、特に新芽や特定の品種で作られたお茶の表面には、
細かい白い毛(白毫)が覆っています。
これは茶葉を守るための自然な構造で、
抽出時にお湯で取れて茶湯に浮かぶことがあります。
全く問題なく、むしろ茶葉が新鮮で柔らかい証拠です。
白毫の多さは以下の要因で変わります:
- 季節:夏のお茶は白毫が多い傾向があります。
- 芽の柔らかさ:新芽ほど白毫がはっきりしています。
- 品種:白鷺(白毫種)など、毛が多い品種もあります。
2. 外部からの異物
製茶や抽出の過程で、繊維やほこり、包装の細かい破片などが混入することがあります。
見た目は白毫に似ていますが、実際は異物です。
茶湯の毛のようなものは飲んでも大丈夫?
- 白毫の場合:安心して飲めます。害はなく、品質の象徴でもあります。
- 異物の場合:飲まない方が良いです。フィルターを使うか、茶葉を入れ替えましょう。
白毫と異物の見分け方
- 白毫の特徴:短くて細かく、半透明。水に漂っていても目立ちすぎない。
- 異物の特徴:長めで色が不揃い、質感も粗い。フィルターでこすとすぐ分かります。
まとめると、お茶に浮いている「毛」のようなものを見ても慌てる必要はありません。
多くの場合、それは茶葉本来の白毫であり、安心して飲めます。
特に夏茶や新芽のお茶、特定品種ではよく見られます。
ただし、異物の可能性がある場合は、茶葉を変えるかフィルターを使った方が安心です。
本日はここまで。
少しでも参考になれば幸いです。
また次回お会いしましょう!
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